2025年の振り返り|逆風の中で拡大したニッポン・プロダクションのグローバル制作支援

2026.02.26

2025年の振り返り|逆風の中で拡大したニッポン・プロダクションのグローバル制作支援

2025年の総括|不確実な制作環境の中で達成した過去最大規模の成長

世界情勢の変化やメディア予算の縮小など、海外映像制作を取り巻く環境は2025年も決して容易ではありませんでした。そうした状況の中でも、弊社ニッポン・プロダクションは海外撮影を支える現地コーディネーターのネットワークを強みに、年間193本のプロジェクトを完遂。前年の109本から大きく伸長し、過去最大規模の実績を達成しました。

 

海外での撮影を成功させるには、単に撮影ロケーションを手配するだけでなく、各国の法規制や治安状況の確認、ロケーションリサーチ、スケジュール管理など、多岐にわたる工程を統括する撮影コーディネーターの存在が不可欠です。いわば「コーディネーターとは、海外撮影の全体進行を現場レベルで支える専門職」といえます。ニッポン・プロダクションでは、日本の制作フローを理解したロケーションコーディネーターが世界各地で機能することで、日本国内と同じ感覚で制作を進められる体制を構築してきました。

 

2025年は、単なる案件数の増加にとどまらず、グローバルな制作体制そのものが次の段階へ進んだ一年でした。ニッポン・プロダクションは、海外撮影を行うすべての制作チームにとって、より実践的で信頼できるパートナーとしての基盤を確立しています。

数字で見る2025年の実績とグローバルネットワークの拡大

2025年は、海外撮影を支える制作体制の拡張が具体的な数値として表れた一年となりました。ニッポン・プロダクションでは、各国の現地コーディネーターと連携した国際ネットワークを強化し、日本の制作チームが求める進行フローを世界各地で再現できる環境を整えています。海外映像制作において重要となるロケーションリサーチや撮影ロケーションの選定、許認可取得、現場進行までを担う撮影コーディネーターの体制拡充が、案件数の大幅な伸長につながりました。

2025年の業務実績と成果

  • 納品プロジェクト数:193本(2024年:109本)
  • 世界226都市で稼働可能な日本語対応クルー:421名

(2024年:300名/2023年:149名)

  • Storytailorsの英語対応ネットワークを含む総コーディネーター数:2,183名

 

これらの数字は、単なる人員増ではなく、日本の制作文化を理解した海外現地コーディネーターを適切に配置できる体制が整ったことを意味しています。都市ごとに最適な撮影ロケーションを提案し、スムーズな制作進行を実現できる点は、海外ロケ制作会社としての大きな強みとなっています。

日本語対応コーディネーター体制

日本の制作慣行や現場感覚を理解したロケーションコーディネーターが世界各地で進行をサポートすることで、言語や商習慣の違いによる負担を軽減。日本語で意思決定ができる環境は、海外撮影における大きな安心材料となり、リピート案件や紹介案件の増加にもつながりました。

各国の規制・治安リスクへの対応力

撮影許可の取得、法規制の確認、治安状況の把握など、国ごとに異なる条件を事前に精査し、現地コーディネーターと連携した万全の体制を構築。新規国や遠隔地での海外撮影においても、安定した制作進行を可能にしています。こうしたリスクマネジメントは、撮影コーディネーターの経験と現地ネットワークの蓄積によって実現しています

Storytailorsとの連携によるワンストップ対応

姉妹会社Storytailorsとの協業により、日本語・英語の両言語で一貫した制作支援を提供。複数国をまたぐ案件でも、ロケーションコーディネーター海外チームと連携しながら調整コストを抑え、効率的な制作進行を実現しています。

ニッポン・プロダクションが選ばれる理由|対応ジャンルの拡大と制作支援体制

海外撮影を成功させるには、撮影ロケーションの手配だけでなく、制作全体を統括するロケコーディネーターの存在が欠かせません。ニッポン・プロダクションは、日本の制作フローを理解した現地コーディネーターのネットワークにより、海外でも国内と同じ進行感覚で制作できる環境を整えています。

 

海外映像制作では、言語や商習慣、契約プロセスの違いが大きな課題となります。撮影コーディネーターは、ロケーションリサーチ、撮影許可取得、スタッフ・機材手配、スケジュール管理までを担い、制作チームがクリエイティブに集中できる状況をつくる役割を持ちます。

 

日本語で意思決定できるロケーションコーディネーター海外チームを配置している点も大きな強みです。制作意図を正確に反映した撮影ロケーションの提案と、各国の法規制や治安を踏まえた現実的な進行計画により、安全かつ効率的な海外撮影を実現しています。

 

こうした体制が、リピート案件や継続的なパートナーシップにつながり、海外ロケ制作会社として選ばれる理由となっています。

2025年の対応国・新規進出エリアとグローバル展開

2025年は、海外撮影に対応できるエリアがさらに広がり、ニッポン・プロダクションのグローバルネットワークは新たな段階へと進みました。ロケーションコーディネーターとして既存の制作体制を活かしながら、各国の現地コーディネーターと連携することで、遠隔地や新規地域においても安定した撮影コーディネーションを実現しています。ウクライナのように状況判断が求められる地域でも、安全面を考慮した制作進行を行っています。南米ではブラジルペルーなど、多様な制作環境への対応実績を積み重ねています。

2025年の主な対応国・地域

  • トルコ
  • フランス
  • ドイツ
  • ウクライナ
  • ブラジル
  • アメリカ
  • ペルー
  • インド

2025年に初進出した新規国・地域

  • モンゴル
  • デンマーク(フェロー諸島)
  • アルゼンチン
  • チリ
  • ナイジェリア
  • レソト

 

新規エリアでの海外撮影では、撮影ロケーションまでの移動手段や機材輸送、撮影許可取得のプロセスなど、通常以上に綿密なロケーションリサーチが求められます。ニッポン・プロダクションでは、海外現地コーディネーターが中心となり、各国の条件に即した制作プランを構築することで、すべての案件を安全に完遂しました。

守秘義務および契約上の理由により詳細な協業先は公表していませんが、ドキュメンタリー制作、コマーシャル、報道取材など幅広いジャンルの海外映像制作を支援しています。多様な地域での撮影経験は、ロケーションコーディネーターとしての提案力と対応力の向上にもつながっています。

経営陣コメント

オアナ・レンコ(共同創業者/プロダクション責任者)

「2025年は多忙ながらも実り多い一年でした。プロジェクト数と対応地域の拡大は、世界中のコーディネーターに寄せられている日本のプロデューサーからの信頼の証です。困難な状況下でも高品質なサポートを提供し続けるという姿勢は、今後も変わりません。」

 

ポール・ルング(共同創業者/マネージャー)

「需要の増加に伴い、2026年はメディア予算の縮小や世界情勢の不安定化など課題も予想されます。一方で、グローバルネットワークの拡大、日本語対応人材の採用、新たな正社員制作チームの強化など、成長の機会も広がっています。適応力を強みとして、引き続き国際制作支援体制を強化してまいります。」

まとめ|2026年に向けた展望と国際制作支援の使命

2025年に達成した193本のプロジェクトとグローバルネットワークの拡大は、ニッポン・プロダクションの海外撮影支援体制が新たな段階に入ったことを示しています。日本の制作フローを理解したロケコーディネーターと現地コーディネーターが連携することで、海外でも国内と同様の進行環境を実現できる基盤が整いました。

 

海外映像制作を取り巻く環境は今後も変化が続くと考えられますが、撮影ロケーションの提案力、ロケーションリサーチ、リスクマネジメントを含めた撮影コーディネーター機能の強化により、より柔軟で実践的な制作支援が可能になります。日本語で意思決定できる体制は、日本の制作チームにとって大きな安心材料であり、継続的な海外展開を支える重要な要素です。

 

2026年に向けては、対応エリアのさらなる拡張と人材強化を進めながら、日本のプロデューサーや制作会社が安心して海外ロケに挑戦できる環境づくりを推進していきます。

 

ニッポン・プロダクションはこれからも、ロケーションコーディネーター海外ネットワークの中核として、日本と世界の制作現場をつなぐ存在であり続けます。日本の制作を、世界へ。その一歩を実務面から支えるパートナーとして、国際制作の可能性を広げていきます。

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