青く澄み渡る海と白砂のビーチが印象的なメラネシアは、世界遺産となっている珊瑚礁をはじめとした貴重な海洋生物、先住民の独特の文化などで、映像作品の海外ロケ地としても観光地としても人気です。メラネシアでの撮影は、立ち入りが禁止されているエリアがあることや、詳細な申請を行う必要があることなどから、撮影許可取得に余裕を持たせる必要があります。また、言語や法律、現地のしきたりなどの壁もあり、当局との齟齬のないスムーズな撮影を行うには、メラネシア各国と日本の両方を熟知している現地コーディネーターが必須です。
このページでは、日本に特化したサポートを特長とするニッポン・プロダクションの、メラネシアで主にロケの支援を行っている国々をご紹介します。
ニッポン・プロダクションが展開するメラネシアの撮影コーディネート
ニッポン・プロダクションは、ヨーロッパをはじめ世界100か国以上での撮影支援実績を持っています。メラネシアにおいて弊社撮影コーディネーターが主に活躍しているのは、次の2ヵ国です。
各国の有名ロケ地や撮影に関する情報をご紹介します。これらの国々での撮影をご検討中の方も、海外ロケ地の絞り込みにお困りの方も、ぜひご覧ください。
フィジー
オーストラリアの東側、ニュージーランドの北側に位置し、太平洋に浮かぶフィジーは、200ほどの無人島を含む約300以上の島々から成ります。珊瑚礁などの貴重な自然、先住民の伝統を守る離島、イギリス領時代の面影を感じる景観などの特徴を持ち、1920年代から現代まで、アメリカやイギリスなどの映像作品のロケ地に選ばれてきました。その一例として、トム・ハンクス主演「キャスト・アウェイ」や、東京ディズニーシーの人気アトラクション「ソアリン」などに、フィジーがロケ地として用いられています。澄んだ美しい海と白砂が美しい、まさに楽園のようなフィジー。ビーチの美しさだけでなく、珊瑚礁の保護に務めるコミュニティーの活動、イギリス領時代の名残であるさとうきび専用列車、先住民の伝統である「カヴァの儀式」や「メケ」など、フィジーの歴史、文化、自然を現代へ繋げる人々の思いや取り組みも、ロケにおすすめの要素です。
フィジーは、海外からの撮影許可に関して最も友好的な国の1つです。公共のエリアはほぼ全て撮影許可が必要ですが、許可証への料金が掛からないエリアも多いです。撮影許可の申請を行う際は、クルーやキャスト全員の詳細、作品のあらすじ、機材リスト、フライト予定、予算などを、書類に明確に記す必要があります。また、渡航の前には、安全なエリアであるかどうかを、外務省公式サイトで確認することがおすすめです。フィジーでの撮影には、ロケーションの安全性のリサーチ、撮影許可の要不要の確認、期間に余裕を持った撮影許可申請のほか、国内で信仰されている様々な宗教や伝統への配慮が必要であり、安全で円滑にロケを進めるには、現地を熟知した撮影コーディネーターが欠かせません。世界100か国以上での撮影支援実績を持つニッポン・プロダクションなら、メラネシア各国と日本を熟知している精鋭スタッフと撮影コーディネーターが、準備から滞在中のサポートは勿論、ご帰国後まで、安心のワンストップサービスでフィジーでのロケを支援いたします。事実確認を伴う綿密なリサーチ、撮影許可の予算・スケジュールのご提案や申請代行、現地での交渉や通訳、リモート撮影の手配まで、柔軟な対応が可能です。フィジーやメラネシア各国でのロケにご興味のある方はお気軽に、無料お見積りをご活用ください。
フィジーの撮影コーディネートガイドはこちら。
ニューカレドニア
オーストラリアの東側に位置し、幻想的な白い砂と青い海で楽園に喩えられることが多いニューカレドニアは、人間にとっての楽園だけでなく、世界遺産ニューカレドニア・バリア・リーフに生息する約15,000種の海洋生物の楽園ともいえる国です。ニューカレドニアは、欧米の貿易商や宣教師の上陸の歴史を経て、フランス領となっています。首都ヌメアには、2つの鐘塔が特徴的なセント・ジョセフ大聖堂、巻貝のような形の現代建築が目を引くチバウ文化センターなど、ニューカレドニアの過去から現在までを窺える建築があります。現在のニューカレドニアは観光業が盛んであり、各島で行われているココナッツやバニラの生産、エビの養殖や畜産などの光景も、ニューカレドニアを形作る一部として見逃せません。また、ニューカレドニアには、伝統家屋「カーズ」、入村式「クチュム」など、先住民から受け継がれている文化があります。
ニューカレドニアでの撮影は、先住民の酋長の家屋やコミュニティ、聖域など、撮影や立ち入りが禁止されているエリアがあるため、事前に入念な調査を行うことがおすすめです。ロケ地の選定や撮影可否、撮影許可の要不要のリサーチなど、プロセスが複雑であるため、ニューカレドニアでの撮影には現地を熟知している撮影コーディネーターが非常に役立ちます。メラネシアは勿論、世界100か国以上での撮影支援の実績を持つニッポン・プロダクションでは、ニューカレドニアと日本を熟知している撮影コーディネーターと精鋭スタッフが、事実確認を伴うリサーチ、撮影許可取得や現地での言語や法律などの面のサポート、機材管理など、あらゆる支援を安心のワンストップサービスでご用意します。ニューカレドニアでのロケに関するどのような疑問やご不安も、お気軽にお問い合わせください。
ニューカレドニアの撮影コーディネートガイドはこちら。
まとめ
メラネシアでのスムーズな撮影には、現地と日本を熟知している現地コーディネーターのサポートが非常に役立ちます。ニッポン・プロダクションは、メラネシア各国を熟知している日本語や英語の堪能なコーディネーターの手配、各国の撮影許可取得のサポート、ビデオ通話での取材やリモート撮影のセッティングにも対応しています。メラネシアのロケ地の細やかな事前調査からご帰国まで、海外ロケ・制作サポートの専門会社である弊社は柔軟なワンストップサービスをご用意しております。メラネシアでのロケに関しては勿論、弊社サービス全般に関しても、お気軽にご相談ください。