ポーランドやスロバキアなど中央ヨーロッパには、日本の人気作品「のだめカンタービレ」、「ダイ・ハード」などをはじめアメリカや世界中の各国の映画のロケ地があります。内陸地に幻想的な森林やドナウ川などの大自然とハプスブルク家の面影を残す美しい街並みが詰まっている中央ヨーロッパは、国ごとに英語や日本語の通じやすさが異なり、現地の言語や法律などを熟知している日本語堪能なコーディネーターの存在が欠かせません。
このページでは、日本特化の細やかなサポートを特長とするニッポン・プロダクションの、中央ヨーロッパで主にロケの支援を行っている国々をご紹介します。
ニッポン・プロダクションが展開する中央ヨーロッパの撮影コーディネート
ニッポン・プロダクションは、ヨーロッパのほぼ全域で積極的な撮影サポートを展開しています。中央ヨーロッパにおいて弊社撮影コーディネーターが主に活躍しているのは、次の4ヵ国です。
各国の有名ロケ地や撮影に関する情報をご紹介します。これらの国々での撮影をご検討中の方も、海外ロケ地の絞り込みにお困りの方も、ぜひご覧ください。
ハンガリー
スロバキアやクロアチアなどの間に位置するハンガリーは、首都ブダペストやドナウ川沿い、深い森林など、風景そのものが映画のセットと成り得るロケーションの宝庫です。特に首都ブダペストは、その美しい街並みは中央ヨーロッパのロケ地の代表格と言っても過言ではありません。広いとは言い難い国土ですが、ハンガリーのドラマチックなロケーションの数々を求め、映画「ダイ・ハード」シリーズなど、アメリカやアジア圏など世界各国の映画制作者達が、ロケ地としてのハンガリーに注目しています。壮麗な素晴らしいロケーションに満ちたハンガリーですが、英語話者はEUで最低水準であるため、ハンガリー国内での撮影には現地語や現地の事情を心得ているコーディネーターの存在が欠かせません。
ハンガリーでの撮影は、公共の場で現地民の日常生活の妨げにならない規模の撮影には、特別な許可は求められません。道路封鎖などの大規模な撮影、屋内や政府機関付近での撮影には、撮影許可の取得が必須です。ハンガリーは、その国土面積を活かし、1日で効率よく複数箇所での撮影を行うことも可能です。ニッポン・プロダクションは、クライアント様の必要とする通訳、現地を熟知したコーディネーター、各種技術クルーなどの人材や機材をハンガリー国内は勿論、周辺の中央ヨーロッパ各国からも一括で手配可能であり、効率的で安心な撮影の実現をサポートいたします。ハンガリーでの撮影における言語や法律面のサポートについても、近隣の中央ヨーロッパの国々も含めた撮影コーディネートや越境のサポートについても、ぜひお気軽にニッポン・プロダクションへご相談ください。
ハンガリーの撮影コーディネートガイドはこちら。
チェコ
ドイツ、、オーストリアなどに隣接しているチェコは、首都プラハをはじめ国内に歴史地区や教会などの文化的世界遺産を15所有しています。街を歩けば、ルネサンス、アールヌーボーなど、様々な建築様式の歴史的建造物に出会うことができます。また、チェコの名産であるガラス工芸や食文化は、ボヘミアン文化として、古くから周辺国にも知られ、浸透しています。
チェコ国内の報道は極めてクリアな環境であり、世界的に見て上位12%以内の報道の自由度であると評価されています。チェコはどこを見渡しても撮影にうってつけのロケーションで、海外での映画やロケ制作に最適な地であります。しかしながら、ロケーションや撮影規模により撮影許可取得の複雑さが異なる可能性が考えられます。また、チェコ国内では主にチェコ語、スロバキア語、ロシア語などが話されており、現地でのスムーズな撮影の実現には、現地の言語と法律などを熟知したコーディネーターの存在が欠かせません。ニッポン・プロダクションは、チェコ国内での日本語堪能なコーディネーターの手配は勿論のこと、クライアント様のご要望に合わせ、中央ヨーロッパ各国から適切な人材手配や機材手配を一括で行うことも可能であり、効率的で安心なコーディネートを実現いたします。また、ポーランドやスロバキアなど他の中央ヨーロッパの国々と併せた撮影にも、移動や越境のサポートなどを、現地の時勢、法律などに詳しいコーディネーター達が支援いたします。
チェコの撮影コーディネートガイドはこちら。
スロバキア
チェコやハンガリーなどの国々に囲まれているスロバキアは、その豊かな自然やハプスブルク家支配下以来の美しい建築様式などの魅力により、「デューン 砂の惑星」「レッドスパロー」などハリウッドをはじめとした世界中の映画制作のロケ地となってきました。日本の人気漫画「のだめカンタービレ」の劇場版も、スロバキアの首都ブラチスラバにあるスロバキア国立劇場をロケ地として活用していました。スロバキアは世界の報道自由度指数において、180ヵ国中の上位10%に入っています。取材、制作など、あらゆる撮影において、ジャーナリストやプロダクションが安心して働くことができる環境といえるでしょう。スロバキアをロケ地として使用するには、都市部や環境保全を行っているエリアでは、撮影許可取得に1週間以上の日数を要します。撮影許可が必要か否かの確認も含め、余裕を持った計画を立てることがおすすめです。
スロバキアはアメリカをはじめ世界各国のプロダクションが映画制作を行っていることにより、英語の堪能な技術クルーが豊富です。一方、スロバキアのロケにおいて日本語のサポートが必要な場合には、日本語の堪能な現地の撮影コーディネーターや各種スタッフの手配がおすすめです。ニッポン・プロダクションでは、ロケーションの事前リサーチと正確な最新情報のご提供から、中央ヨーロッパ各国とのネットワークを活かした人材の手配まで、一括でお任せいただけます。スロバキアでのロケについてのどのようなご不安や疑問も、中央ヨーロッパで安心かつストレスフリーな撮影を実現できるニッポン・プロダクションのコーディネーターへ、ぜひご相談ください。
スロバキアの撮影コーディネートガイドはこちら。
ポーランド
「命のビザ」という言葉でポーランドを思い出す方もいらっしゃるでしょう。唐沢寿明主演「杉原千畝」は、日本映画ですが、ポーランドで撮影を行い、出演俳優の多くもポーランド人を起用したといわれています。ポーランドには、ワルシャワ、カトヴィツェなどに広がる美しい街並み、ファンタジー映画を彷彿させる森や大草原など、多様なジャンルの撮影にうってつけのロケーションが揃っています。昨今のポーランドは、ウクライナへ赴くジャーナリスト達にとって最もアクセスの良い国でもあります。
ポーランドは、日本語の堪能な通訳、コーディネーター、技術スタッフなどが多く、日本人にとって撮影を行いやすい国の1つです。ポーランドでは、屋内撮影に関しては自治体への撮影許可申請が必要とされています。ニッポン・プロダクションでは、ポーランドチームと現地との繋がりの深さを特長とし、ポーランドの大都市から小さな村まで、全土を通して撮影コーディネートに対応しています。ポーランドでの撮影に、日本語堪能なコーディネーター、現地を熟知したコーディネーター、高品質な音響エンジニアやカメラマンなどが必要な際には、中央ヨーロッパ各国との強固なネットワークを有しているニッポン・プロダクションへ、ご相談ください。クライアント様のニーズを細やかに聴き取り、最適なコーディネーターや技術クルーなどの手配は勿論、取材や撮影の許可取得や交渉もサポートいたします。
ポーランドの撮影コーディネートガイドはこちら。
まとめ
中央ヨーロッパでのスムーズなロケの実現には、現地の情報を熟知しているコーディネーターや日本語の堪能なスタッフのサポートが非常に役立ちます。ニッポン・プロダクションでは中央ヨーロッパ各国を熟知している日本語堪能なコーディネーターの手配は勿論、中央ヨーロッパ各国の撮影許可取得のサポート、現地クルーなどの手配にも対応しています。中央ヨーロッパ各国ロケ地の入念な事前調査からご帰国まで、弊社は安心で効率的なワンストップサービスをご用意しております。中央ヨーロッパでのロケに関しては勿論、弊社サービス全般に関しても、お気軽にご相談ください。