撮影コーディネーターと実現する、低価格・高品質なポーランドロケ

2024.02.01

撮影コーディネーターと実現する、低価格・高品質なポーランドロケ

バルト海に沿い、チェコウクライナ等と接するポーランド。ポーランドは、古都の優雅な街並みから豊かな山岳まで魅力溢れるロケーションを持ち、ヨーロッパでの撮影予算の問題も解決しやすい、ヨーロッパでの撮影にぜひ検討すべき国の1つです。

この記事では、ポーランド撮影ならではのメリット、ポーランドの撮影で注意すべき点とその解決策をご紹介します。ポーランドを熟知した日本語対応可能な撮影コーディネーターや撮影プロダクションをお探しの方は、ぜひ最後までご覧ください。

神秘的な自然から歴史を伝える建築まで:撮影地として見るポーランド

ドイツスロバキアなどと隣接しているポーランドは、海外で映像制作をしたい方におすすめの、隠れた名所です。ポーランドでの撮影の魅力を、「自然」「偉人」「歴史」の3つの観点からご紹介します。

  • 1つめの魅力「自然」について、ポーランドはタトラ山脈やビエシュチャディ、スデット山脈など、多様な山に恵まれています。ポーランドの山岳地帯で特に注目すべきは、避暑地ザコパネの切り立った屋根を持つ家屋、神秘的な塩の宮殿ヴィエリチカ岩塩坑、滝とエメラルドグリーンの水面が美しいカルコノスツェ国立公園です。このような観光地以外にも、現地コーディネーターとの連携で、地元の方がおすすめする知られざるロケーションをリサーチ・ご紹介することも可能です。
  • 2つめの魅力「偉人」について、ポーランドは世界的に有名な偉人達の故郷であり、彼らの足跡を辿ることができます。地動説を唱えたコペルニクス、「子犬のワルツ」など名曲を生み出したショパン、女性で初めてノーベル賞を受賞したキュリー夫人などは、日本人にも馴染みのある偉人達です。ほかにも、『戦場のピアニスト』を監督したロマン・ポランスキーなど、日本でも人気の高い映画を作り上げた監督の出身地でもあります。
  • 3つめの魅力「歴史」について、ポーランドはドイツやチェコ、スロバキア、ウクライナなど様々な国に囲まれていることから、周辺諸国の影響を強く受けてきた歴史があります。特にナチス・ドイツやソ連による支配は、ポーランドのイメージとしてもよく知られている部分です。首都ワルシャワの復興から繁栄までの軌跡、ホロコーストを今に伝えるアウシュヴィッツは勿論、隣国からの支配の中で守られてきた独自の工芸などの文化も、ポーランドの撮影において注目すべき点です。

ポーランドでの撮影のメリットと課題

ポーランドには、日本のフィルムメーカーやジャーナリスト達にとって嬉しいメリットが複数あります。一方で、撮影における課題もいくつかあります。まずは、ポーランドの撮影で得られる3つのメリットをご紹介します。

ポーランド撮影の1つめのメリットは「予算」です。イタリアなどヨーロッパの特に人気の高い撮影地と比べ、ポーランドでの撮影は手頃です。これらの国に対し物価が安く、機材レンタル料、宿泊費、現地機材レンタルなどの費用を含めても、ヨーロッパ内で特に手頃に撮影できる国の1つです。

ポーランド撮影の2つめのメリットは「映画産業」です。ポーランドの映画産業は発達しているため、経験豊富な撮影クルーや高品質な機材のレンタルサービスも用意されています。ポーランドのプロダクション・コーディネーターは、高いプロ意識と細部への配慮で知られています。手頃な予算と活気ある映画産業により、リーズナブルで高品質な現地支援を受けることが可能です。

ポーランド撮影の3つめのメリットは「交通」です。ポーランドには、ワルシャワをはじめ、いくつかの国際空港があります。これらの国際空港により、ヨーロッパの多くの主要都市とのアクセスが容易です。ポーランドと他国での撮影をお考えの方にとって、このアクセスの良さは魅力的です。

次に、ポーランドの撮影で乗り越えるべき課題を3つご紹介します。

  • 1つめの課題は「気候」です。ポーランドは国土が広く、地域によって気候の特徴が異なります。ほかにも、平均気温が低いことや、冬の厳しい寒さ、1日の中での気温差などの注意点があります。ポーランドでの快適な撮影には、ロケ地の気候に関する綿密なリサーチが重要です。
  • 2つめの課題は「撮影許可」です。ポーランドでの撮影において、海外からの制作者は公共施設や駅などの屋内での撮影には、自治体への申請が必要です。また、撮影許可取得に関して、複雑な官僚制度が伴うこともあります。
  • 3つめの課題は「言語」です。ポーランドでは公用語としてポーランド語が用いられています。都市部では英語が通じる場面も多いですが、地方や小さな山村などでは英語が通じない恐れがあります。そのため、ポーランドの撮影地によっては、現地通訳を手配する必要があります。

ポーランドでは、盛んな映画産業と手頃な撮影費用を活用しながら、独特の歴史や文化による素晴らしいロケーションで高品質な制作をリーズナブルに行うことができます。低予算で撮影の品質を最大限高めるには、ポーランドでの強いネットワークと撮影支援実績を持つ撮影プロダクションによる、シームレスなサービスが非常に役立ちます。

海外プロダクションがポーランド撮影の困難を解決

ロケ地へのアクセス確保や現地での円滑なコミュニケーション、気候への適切な準備、そして撮影許可取得など、ポーランドのスムーズな制作には、ポーランドと日本の言語や文化に精通した撮影プロダクションの協力が有用です。

弊社ニッポン・プロダクションは、日本語対応可能かつ日本文化に精通し、世界各国も熟知しているチームで成り立っています。さらに弊社は、姉妹会社Storytailorsの持つ広範なネットワークを活用し、ポーランド各地のクルーと日本語対応可能な現地コーディネーターとの連携で日本のクライアントの様々なニーズに応えることができます。

またニッポン・プロダクションは、機材レンタル等を現地価格で手配できるという強みも持っています。ヨーロッパの中でも低予算で撮影できるポーランドですが、ニッポン・プロダクションの連携があれば、さらに無駄のない予算で円滑に撮影することができます。

ニッポン・プロダクションのポーランド撮影支援の実績

ニッポン・プロダクションはこれまでに、数々の日本のクライアントの海外撮影を支援してきました。ここで、ポーランドに関する実績の一例をご紹介します。2022年のウクライナ戦争は、周辺諸国への取材の需要が高まるきっかけとなりました。ニッポン・プロダクションは、ポーランドとウクライナ国境付近での撮影を予定していたプロジェクトに関して、刻一刻と変化する状況へ柔軟な対応と確実なセキュリティ確保を行い、最適な撮影環境の提供に成功しました。具体例の一部として、撮影許可取得、ポーランドとウクライナ両国での現地コーディネーターやシェルター付きホテルなどの手配、専門家を通じた安全に関する多角的な提案、現地カメラマンや機材一式の手配などが挙げられます。

日本のクライアントやプロジェクトごとのニーズに寄り添い、臨機応変な対応と独自のネットワークで最適な撮影環境を提供できるのが、日本特化の撮影コーディネーター、ニッポン・プロダクションの強みです。

まとめ

歴史の流れから独自の文化や地形まで、ユニークな風景の数々をリーズナブルに捉えることができる、ヨーロッパ撮影の隠れた名所、ポーランド。ポーランドでの撮影のコストパフォーマンスを最大限引き出したい方は、ぜひお気軽にニッポン・プロダクションニッポン・プロダクションへお問い合わせください。海外ロケ・制作サポートの専門会社である我々が、ポーランドの撮影に関するリサーチから、現地コーディネーターとの連携、ご帰国後のフォローまで、シームレスなサービスで高品質な制作を実現いたします。

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