Case Study 2 Commercial / ブランドムービー

クライアント:TCJ(エンドクライアント:花王)

ロケーション:チリ

海外ロケ・撮影の背景

本プロジェクトでは、花王「エスト(est)」リニューアルに伴うブランドムービーとして、チリ・アタカマ砂漠を舞台に海外撮影を実施しました。世界一乾燥した地域という極限環境を活かし、製品の高い保湿力を視覚的かつ説得力のある形で表現することを目的としました。過酷な自然条件下での撮影を安全かつ効率的に進めるため、現地での撮影体制構築や許可取得、ロジスティクス調整を含む包括的なサポートを行いました。完成後は国内外のメディアでも取り上げられ、ブランドの世界観と技術力を印象づける結果となりました。

行ったこと

本プロジェクトでは、企画意図を確実に実現するため、現地での撮影体制構築からロジスティクス全般まで一貫してサポートしました。日本の制作チームが安心して撮影に集中できる環境づくりを最優先に、以下の業務を行いました。

  • 現地日本語コーディネーターチームの編成
  • 撮影許可取得および各種申請手続き
  • ドローン撮影の許可取得・手配
  • ドライバー、車両、モーターホームの手配
  • 撮影機材の現地レンタル
  • 国内移動航空券の手配
  • 通信手段の確保
  • 宿泊・食事・ロジスティクス全般の管理

場所

本プロジェクトでは、製品の高い保湿力を視覚的に訴求するため、世界有数の極限環境を撮影地として選定しました。自然環境の過酷さを活かしながら、製品の価値をリアルに表現しています。

  • アタカマ砂漠
  • デスバレー(チリ)

実現方法

本プロジェクトにおける最大の課題は、先住民居住・管理地域での撮影許可取得でした。申請プロセスに時間を要し、使用料が高額となる場合もあるため、関係各所との丁寧な交渉が不可欠でした。

弊社では、現地事情に精通したコーディネーターを通じて継続的に対話を行い、撮影内容・目的を正確に説明することで理解を得ました。その結果、制作スケジュールを大きく崩すことなく、必要な許可を取得することができました。

チリでの撮影における留意点

本プロジェクトでは、チリ・アタカマ砂漠での撮影にあたり、自然環境保護規制への対応が重要な留意点でした。

国立公園や自然保護区域での撮影には、CONAF(森林・自然保護公社)による特別許可が必須で、細かな規制も多く、事前準備と現地確認が欠かせません。また、空港など人が多く集まる場所では盗難リスクもあるため、機材や手荷物の管理には細心の注意が必要です。

印象に残ったエピソード

本プロジェクトでは、極限環境での撮影に挑戦し、世界一乾燥したチリ・アタカマ砂漠の自然を舞台にしました。現地での撮影は過酷で、日中の灼熱や砂嵐、夜間の極端な冷え込みなど、通常の撮影環境とは全く異なる条件下で進められました。その中で、満天の星空や朝日が砂漠を染める瞬間など、自然の壮大さを目の当たりにする体験は、チーム全員にとって忘れがたいものでした。さらに、現地の人々から温かい歓迎を受け、撮影終了後にはクライアントから写真と個別メッセージ付きの感謝状をいただくなど、心温まる交流も印象に残りました。こうした経験は、ブランドの世界観を映像で表現するうえで、チーム全員にとって貴重な学びと励みになりました。

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