撮影コーディネーターと共に捉えるロケ地の秘宝、ベルギー

2024.01.18

撮影コーディネーターと共に捉えるロケ地の秘宝、ベルギー

豊かな食文化と歴史、そして美しい自然で知られるベルギー。観光地としては日本人には北部が特に有名ですが、時間がゆったりと流れる南部もまたユニークなロケーションが豊富であり、海外での映像制作をお考えの方にぜひおすすめしたい国の1つです。

この記事では、ベルギー撮影ならではのメリット、ベルギーの撮影で注意すべき点と解決のヒントをご紹介します。ベルギーを熟知した日本語対応可能な撮影コーディネーターや撮影プロダクションをお探しの方は、ぜひ最後までご覧ください。

中世の古城から絶景の山水まで:ベルギー撮影の可能性

イギリスの対岸に位置し、フランスドイツの間にあるベルギーは、3つの言語圏と文化背景を持つ国です。チョコレートやワッフルをはじめとした美食の国として知られているほか、EU本部の置かれている国としても海外ロケで注目すべき国の1つです。

ベルギーの撮影で特に人気が高いスポットは、首都ブリュッセルから北部にかけて集中しています。ブリュッセルに次ぐ大都市アントワープは、世界的に有名な映像作品のロケ地に選ばれています。アメリカ映画『陰謀のスプレマシー』、イギリスのドラマシリーズ『名探偵ポワロ』では「世界で最も美しい駅」の呼び名を持つアントワープ中央駅、そして日本でもなじみ深い『フランダースの犬』のラストシーンではノートルダム大聖堂のルーベンスの祭壇画が登場しています。北部はほかにも、学生都市ゲントやルーヴェンの伝統的な学び舎、観光地とはひと味違う落ち着いた街の雰囲気などの魅力が満載です。

ベルギーのロケ地の魅力は、北部の歴史的建造物の数々だけに留まりません。南部ワロン地方のブイヨンは美食の街として名高いほか、街の高台にあるブイヨン城は鷹匠のショーや城から見る川と森の美しさなど、ゆったりと流れる時間とユニークな光景を捉えることができます。ほかにも、自然との美しい調和で「ムーズ川の真珠」と称されているナミュールの街、切り立った崖に美しい建築が沿うディナンの圧巻の光景など、南部では日本人にとって珍しいベルギーの側面に出会えます。このように魅力あふれるベルギーですが、さらに現地コーディネーターがイチオシのロケーションをリサーチ・ご紹介することも可能です。

ベルギーでの撮影ならではのメリット

中世の建築や美しい山々、そして独自の文化などの魅力を持つベルギー。ここでは、ベルギーでの撮影で注目すべきメリットを、3つご紹介します。

  • 1つめのメリットは「報道の自由」です。ベルギーは安定した民主主義国家です。報道や制作に関しても比較的規制が少なく、ジャーナリストやプロダクションにとって撮影を行いやすい国の1つです。
  • 2つめのメリットは「映画産業」です。ベルギーの映画は歴史が深く、また、国際的に評価されています。19世紀から始まったベルギーのアニメ制作は、アカデミー賞などで高い評価を得ています。また、ベルギーのフランス語圏映画も、カンヌ映画祭やヴェネツィア映画祭などの国際映画祭で受賞しています。盛んな映画産業は、日本のフィルムメーカーがベルギーの現地技術クルー達との連携が必要な際に、非常に心強いです。
  • 3つめのメリットは、「アクセス」です。ベルギーはヨーロッパの中心にあり、高速鉄道など様々な手段でドイツオランダなどの隣国へ、手軽にアクセスすることができます。

日本人が押さえておくべきベルギー撮影の課題

南北それぞれで見られる独特な景観、撮影を行いやすい環境など、ベルギーでの撮影には日本人にとって多くの利点がある一方、あらかじめ知っておくべき注意点もあります。ここでは、ベルギーの撮影に伴う課題を2つご紹介します。

  • 1つめの課題は「言語」です。ベルギーの公用語は、オランダ語の方言であるフラマン語、フランス語、ドイツ語の3つです。北部ではフラマン語、南部ではフランス語が主に用いられています。ドイツ語は人口の約1%が使用し、主に東部で用いられています。複数言語が用いられるベルギーでの撮影は、当局や現地クルーとのコミュニケーションが困難です。
  • 2つめの課題は「撮影許可」です。ベルギーは連邦制で、6つの地方行政区分で構成されています。そして、北部のフランデレン地方と南部のワロン地方には、それぞれ5つの州があります。各行政区分による撮影許可や規制の違いの把握、適切な申請とスケジュール管理が不可欠です。

ベルギーでの撮影を適切にスムーズに進めるには、現地の文化や言語に精通したコーディネーターの確保が必須です。

ベルギー撮影の課題を解決しメリットを活かす、撮影コーディネーター

ベルギーでの撮影に伴う、言語や規制などの課題。それらを解決し、ベルギーでの撮影のメリットを十分に発揮するのが、日本とベルギーの両方を熟知したニッポン・プロダクションの現地の撮影コーディネーターです。

ニッポン・プロダクションは、日本語や日本文化に精通したチームで構成されている海外撮影プロダクションです。業界の豊富な実績や専門知識は勿論のこと、日本と世界各国のギャップの埋め方を心得ているチームが、ベルギーでの撮影においてシームレスなサポートや適切なご提案を提供いたします。

これまでにニッポン・プロダクションは、NHK、テレビ東京、フジテレビ、TBSなどのクライアントの海外撮影をサポートしてきました。日本のクライアントの様々な撮影を支援してきたニッポン・プロダクションだからこそ、スムーズなベルギーロケを実現することができます。

まとめ

奥深い歴史と豊かな文化を持ち、撮影地としてのポテンシャルの高いベルギー。報道の自由度が高く周辺諸国との移動も容易で、日本人におすすめな点が多い一方、言語や撮影許可などの課題もあります。現地価格での機材レンタルをお探しの方や、日本語対応可能かつ実績豊富なベルギーの撮影コーディネーターをお探しの方には、海外ロケ・制作サポートの専門会社として、ニッポン・プロダクションは必ず心強い味方となります。

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